Dの食卓2 登場キャラクター
ローラ・バートン | 寡黙な金髪女性。前作Dの食卓はもっぱらローラの独り舞台だったので、しゃべらないキャラクターもそれほど不自然ではなかったが、今回はまわりがしゃべりまくるなかで1人だんまりを決め込んでいて、ちょっとヤなかんじ。雪山をうろうろしていただけなのに、いつのまにか世界の命運を握る重要人物にまつりあげられていく。 |
キンバリー・フォックス | 雪の中で倒れていたローラ達を助けて以来、ずっと行動を共にする女性。 向精神剤「リンダ」の服用のしすぎで、精神に異常をきたしており、ゲームの序盤から終盤まで少なくとも3人を殺害している。ローラ達が被害に遭わなかったのは偶然の産物だろうか。 行動をともにしていたパーカーに密かに心を寄せるが、彼がモンスター化の兆しを見せたことで突然の別れを迎えることになってしまい、最後は怪物と化したパーカーと相打ちになる。 |
パーカー・ジャクソン | 怪物に襲われていたローラ&キンバリーを助けたはいいが、錯乱気味だったキンバリーに自分も怪物ではないかと疑われ、凍るような寒さの雪原に放り出されてしまう哀れな男。 持ち前のがんばりを発揮してどこからか車を調達して1人脱出をはかるが、突如天から降ってきたローラに車を壊され、彼女を捜していたキンバリーにはローラに何をする気!と詰め寄られるなど踏んだり蹴ったり。その後も、時限爆弾であやうくキンバリーを吹き飛ばしかけたりといいところがなく、最後にはモンスター化してキンバリーと相打ちに。 |
ジェニー | ローラと遭難していたところをキンバリーに救われる。まだ幼い女の子で、気が付くとどこかへいってしまっていたりする。 キンバリーとは仲が良く、よくいっしょにいるところを見かけられたが、凶悪化した別人格のキンバリーにおびえ、CD3枚目はほとんど姿を見かけることがなかった。 最後は隕石の光を浴びて溶けるように消えてしまう。最後までなんのために登場したのか分からないキャラクター。 |
デビッド・ブレナー | ローラと同じ飛行機に乗っていた若い警察官。墜落後、しばらくはローラといっしょにいたらしいが、怪我がひどく、結局絶命しているようだ。魔術師との戦いで絶体絶命のローラを助けたのは彼の魂だったのか。 |
魔術師 | 名前はわからない。飛行機の中でぶつぶつと何かをつぶやいていた老人。 ストーリーの要所要所でこいつがどこかへ向かって歩いていくんだが、黙ってみているしかない。誰か止めてくれってかんじ。最後は予想通り隕石の謎パワーと融合してローラと戦う。負け方はかなり間抜けだったが。 |
ジェニーのおじいちゃん | 石小屋に住む手品の得意な老人。孫娘のジェニーが遊びに来るのを楽しみにしていたが、あえなく感染。見た目は典型的な山の親父だ。 |
デビッドのお父さん | 観測所の所長をしている。ローラが出会ったときにはすでに4割方モンスター化しており、炎で自らを焼き尽くすようローラに頼み込む。燃えながらも完全なモンスターとなって襲ってくるのかと思っていたが、そこまで体力がなかったらしい。寄る年波には勝てない。 |
デビッドのお母さん | 観測所でローラが出会ったときには、一輪の花になっていた。人間の時の彼女の性格が、凶悪な怪物と化すことを押しとどめたのかも知れない。 |
トム | 音楽家の本名。音楽教育に熱心すぎる母親のせいで精神に異常をきたす。締め切ったピアノ室でひたすら練習を続けていたせいかモンスター化は逃れたが、キンバリーの襲撃からは逃れられなかった。 |
マーサ | トムの母親、幼い頃からトムに徹底的な音楽教育をほどこし、ついにはなにもない雪の世界へと連れてきてしまう。おかげでトムはおかしくなってしまい、マーサは自分の子供のせいで顔に大やけどをおうはめに。最後はトムの死をローラのせいだと誤解、モンスターと化して襲いかかってくる。 |
宗教家 | とても正統派の宗教とは思えない、禍々しい教会に住んでいる男。宗教家っていうよりは魔術師って風貌をしている。預言書から、ローラを救世主と信じ込むこいつもこいつだが、それを真に受けるローラもローラ。キンバリーに襲われて死亡。 |
ラリー | 飛行機をハイジャックしたテロリストの1人。蜘蛛の化け物のような姿となってローラと戦うが、絶命の直前に人としての心を取り戻す。手遅れには違いないが。 |
ルーシー・バートン | ローラの母親で生物学者。発掘したマンモスに食われた人間型生物の細胞をつかって体内受精を試みた世界一無謀な母親。事故で他界するが、その際自分の心を機械に移植しており、ローラは雪山での邂逅の果てに母親と再会することになる。 |
ラリーの弟分 | ハイジャッカーの1人。雪山をうろうろしていたところを凶悪版キンバリーとはちあわせ。丸め込もうとするが、説得の通じる相手ではなくノックアウト。 |